6話中盤のネーム作成メモ

今描いてる部分はゼノン関連のストーリーでめちゃくちゃ重要なシーンなので大事に上手に描きたいんだけども…難しいし全然ぜんぜん全っ然進まねえ!!

いうわけで、いつもやってる作業を分解して丁寧に進めることにした。

いつもの方法

前提として、「コンセプト」で話の大まかな流れとか場面(エピソード)の順番を整理しておく。

ストーリーが自分の中で整理できたら実際の作業ファイルに移動し、セリフを改行等調整しながらフキダシに格納、カタマリを程よい間隔で配置していく。

同時並行して、キャラの心情や動作(ト書き)をメモ。これをヒントにコマ割りと中に入れる絵を決める。

コマ割り作業自体は、基本になる三段組みを作ってABCの1つまたは2つを適宜パーツに置き換えるだけ。

この方法の短所:

  • 白紙ページにカタマリを配置していくと、どのページにもセリフが均一に入ってしまいがちで間とかタメを考えるのを忘れがち
  • コマを割って絵を入れる工程が感覚に頼った作業になっていて、今回みたいに会話内容だけが先行してるシーンで詰む
  • コマ割り時によく使うパーツが偏っている
  • 3段組みベースで割っていくと、ついつい大ゴマを出し渋ってしまう

2023/5/6追記&修正:何とか制作分が完成したのでまとめ

新しい方法

「ひとまずコマ割りは抜きで、中に入れる絵だけを一つずつ考える」方法を試してみた。

参考:
iPadで簡単に漫画ネームを作るには?
クリスタとメモを使用したコマ割りの作り方をご紹介。

16:9用のCGネーム用紙 | misumarukarasu

そしてそれぞれの枠内にまず台詞とト書きを入れた。心情・動作仕草はもちろん、ショットの種類やカメラアングルも。

絵は思いついたら描くけど、位置関係とかどんなポーズとかどこで切り取るとかをメモする程度。最終的な構図はコマを割ってから決めることにした。

  • 会話シーンなので1Pに1コマは位置関係を説明する引きのコマを入れる
  • 引きのコマは3Dの力を借りる
  • 適宜キャラを歩かせたりして人物の位置関係に変化を持たせ、場をつなぐ

上記に気を付けてなんとかネームを完成させたけど、この方法は二度手間で面倒なので今後は本当に困ったとき以外やらないと思う。

コマの割り方について整理

基本は「小さいコマの連続でタメ」→「大ゴマで解放」。解放時にズームアウトして状況を俯瞰するイメージ。
話の流れを見て「何処で緊張感が高まるのか?」を考える。

緊張感が高まりきった直後に、そこそこクローズアップの大ゴマ(印象的に見せたいコマ)を持ってくる。

情報を出すときは常に、登場人物の感情に寄り添うようになっているか気をつける。

見せゴマは見開きあたり1つは欲しい。

大ゴマを出し渋ってしまう問題について

シンプルに、「区間内で一番の見せ場を決めて必ず大ゴマを作る」。
1ページ全部のコマも見開きも理屈は一緒なので、今後ぼちぼち入れていこうと思う。

以下、色々調べたときに取ったメモ2つ