今年も年末振り返りの時期になったので、先月フライングした記事をベースに正式なまとめを書いていく。

2024年は「イベント運営」という趣味が新たに加わったことが大きな変化。
漫画もイラストも、極論を言えば一人でだって描くことができる。でもイベントは一人では絶対に成立しない。
参加してくれる人たちのお陰で実現する遊びなので、初期の私の創作活動を思うともう奇跡みたいなことが起きてます。
みんなありがとう、準備ができたらこの次も頑張ります。
同人活動
紙の本vol.2が出ましたウオオオオオオ

15thを記念したイラスト本も作りましウオオオオオ

スピンオフの(物理的に)薄い本も出しましギャアアアア

9月に初めてのオフイベントになる名古屋コミティア65に出ました。遊びに来て下さったみなさま、遠方で応援して下さったみなさま、本当にありがとうございました。
3冊新刊出した&オフイベデビューした反動で10月以降は燃え尽きてたよ…。
でも色々な人と漫画やイラストの話をしていたら元気が出てきたので多分もう大丈夫。
来年は本編を頑張って描きたいと思います。目指せ3巻!
漫画制作
今年は寄り道が多かったので本編(最新7話)の進捗自体は驚くなかれ 0ページ です!
とは言っても必要な寄り道だったと思うし得るものも多かったしで、それは別にいいのだ。
最近の漫画制作では、去年は分からなかった今後の課題が見えてきた。
具体的には「背景が寂しい」と「演出が物足りない」…つまり、場所を説明するだけの背景からその場の雰囲気を伝えるための背景にレベルを上げること、キャラクターの心情に迫るようなカメラワークとコマ割り力を身に着けること。
先日は漫画制作のお悩みについてみんなでお喋りするイベントを開いて、何が問題なのか・どうすればいいかの方向性が定まりました。来年はそれを実践&試行錯誤したいと思っています。
あとは今年の7月に15年間漫画を描いてて信じがたいミラクルが起きたんだけど、それは以前の記事に書いたんでここでは何度も言いません。
調子に乗るとすべてを失う話はよくあるものなので、この後は絶対に油断しないようにしたい。油断すると死ぬ。こわい。
今はプロットが整ったのでぼちぼち7話を始めたいところ。
でも締め切りや制作日数の目標は特に決めてません。
イラスト制作
「今年はイラスト頑張る気分じゃない」と言っていたとおり、今年はイラスト練習を頑張った年になりました(言っていたことといつも逆のことをする)。
今年の課題は「ライティング」と「服のシワ」。
今のところはこんなもんでいいか~、と思える程度には理解度が上がりました。あとは次の1枚を描くときにまた勉強します。
言うて練習ばかりで本気絵はそんなに枚数描いてないけどね。
昨年8月→今年9月の変化はこんな感じ。

人物作画や美術解剖系の勉強も少し進めました。
年初に言ってた「肩~脇まわり」は相変わらず苦手なんだけど(一生苦手って言ってそう)、6月に立ち絵をいっぱい描いたことで「様になる立ちポーズ」については少し分かったかな。
イベント運営
5月にオンライン即売会『あなたのセカイの物語』、12月にDiscordを使ったワークショップ『創作漫画 円卓セッション』を企画してめちゃ楽しかった!!
自分の中でコンセプトを練り上げたり企画書みたいなメモを作ったりの準備期間はまあまあ長いけど、その場のノリや思い付きでも詳細を増やしていくのでライブ感のあるイベントになったと思います。その節はお付き合い頂きありがとうございました。


次回の開催はどちらもまだ未定だけど、小規模なものはそう遠くないうちにやりたいなーと企んでいます。
web制作
今年はあんまり新しいことはやらなかったかな。
「あなセカ」のリンク集企画ではcsvファイルを読み込んで良い感じのリストを出力するPHPのコードを書きました。どんな仕組みだったかもう忘れかけてるけど、まあまあそのくらい。
web制作をするときって大体が漫画制作から逃避するときなので、イベント運営で遊んでた今年はこっちに逃げる必要がなかっただけ…という見方もできる。
その他
春くらいまでは胸を張ってコミッションを受けられるようになりたいなーとか思ってたけど、自分の性に合わないなーと開き直ったよ。漫画が完結しないことには余裕がないし…
あと3巻の目途が立ったら道草したい本に加えて5年後くらいに作りたい本もできたから、それまで漫画を頑張りなさい!
総括
てことで創作TALKさんのテンプレによる今年のダイジェスト。




「創作環境」について
2019年から使っていた5代目PCが壊れてしまったので買い換えました。
5年前に比べて標準的なグラボの性能が爆上がりしていてビックリしたし、円安が家計に追加ダメージを与えてきて地味に痛かった。
2022年の夏から「本を発行・頒布する」という同人活動を始めたことで、今では有難いことに漫画をたくさんの方に読んでもらえるようになりました。
「友人」とか「仲間」とか、そう呼ばせてもらいたい人たちも増えました。
でも創作活動って本質的にはどこまでも孤独なものだと思います。
決して独りになりたいわけじゃないけど、作業としては一人でやるものというか。
その辺は肝に銘じておきたいです。
来年も何事もなく過ごせますように。マジで頼みますよ私。