みん好き2:謝辞と補足

一昨日は「みん好き」ありがとうございました。昨年から参加を始めたオンラインイベントはどれも楽しい思い出ばかりですが、今回もまた最高でした(イエーイ)。

お店にお越し頂いたお礼

イベントでは書き込みボードやリクエストなどありがとうございました。毎度のことながら、どれも一つ一つがすごく嬉しいです。今までこんな風に、一度にたくさんの方から反応を頂ける経験ってあんまりなかったので爆発四散しそうです。今後も創作活動楽しく頑張ります。

自分の方はというと会場で緊張しまくって常に挙動不審で、実は書き込みボードデビューがまだなのですがいつか絶対やってみるんだとは思っています(ちなみに感想はRT後ツイートやクローズドな場所、匿名ツールで送ったりすることがあります)。

こんなんで本当にリアルイベント参加できるのか?…為せば成るです。

twitterスペースの話

お話をたくさん聞いて頂けて、聞かせて頂けて、本当に面白かったです。

途中までリスナーとして聞いていてテンションが上ってしまい、月初から咳が止まらないのを押してスピーカーリクエストを送ってしまいました。一応、病院で処方された漢方を飲んで治まってきてはいるのですけど…お聞き苦しく恐縮でした。

喋っている間は緊張で何を言ってるのか自分でも分からなくなってくる瞬間が何度かあったのですが、主催の木之下さんが臨機応変にフォローを入れてくださったのでとても助かりました。

私は自分の漫画の内容について話すことが苦手なのですが、「何から着想を得ているか」や「練習や作業環境について」など私の創作活動そのものについて聞いてくださったので、安心して自由に話すことができました。多分ジェスドロの話をしているときが一番早口で輝いていたと思います。

用事や眠気で全てを聞けなかったのは少し心残りですが、最初から最後までとても楽しかったです。面白い企画をありがとうございました!!

さて、ここからはtwitterスペースで話しきれなかったこと…補足と弁解です。めちゃめちゃ長いし単に私が私の話をしているだけなのでお時間に余裕のある方だけ読んで頂ければと思います。

作品の着想や元ネタについて

口をついて出たのが「自分の人生です。」みたいな言葉だったのですが内心は、(うっわ一番やったらいかんネタバレしてもうた)と焦っていました。好意的に捉えて頂けて本当に嬉しかったです…。

とは言っても、当然ながら私は火星に行ったことはないし、伴侶を亡くした経験もありません。漫画のストーリーに自分自身が体験した要素を盛り込むことはありますが、「自分自身が直接見聞きしたもの」をベースに作ったエピソードが多いです。

でも一番の根幹にあるのは、自分が経験した受け入れがたい過去の出来事だと思います。大袈裟かもしれませんが、今漫画を描いているのはそれらと折り合いをつけるためなのかもしれません。

最初は単に「こういうの好き」とか「なんかかっこいいし」「ていうか火星マジパねえ水」だったんですけどね。どうしてこうなった!!!

あとこれは時間の都合と緊張のために言いそびれたのですが、私の漫画は音楽(歌の歌詞)と映画にかなり影響されています。私だけの力で物語を描けているわけではないのです。

歌の歌詞って作詞したアーティストの苦悩や喜びが凝縮されているなーと感じます。ペン入れなど単純作業のときは音楽をかけることが多いのですが、ふと耳を傾けた瞬間とかにアーティストと深い場所で繋がったような気がすることがあるのです。

かと言ってそれで描いているストーリーを変えるわけではなく、それまでボンヤリとしていた「描きたい何か」が鮮明に認識できるようになったり、「こうなんじゃないかな」が「きっとこういうことだ」という確信に変わったり…そういう瞬間の繰り返しで描いているような感じです。

それと映画から受けた影響に関して、最初期に作った舞台設定とストーリーラインはもちろんのこと、最近は特に映画制作の手法に習った手順で描いていることもあってか「映画っぽい」とコメント頂けることが多いです。めっちゃ褒め言葉!

(正確に言うと「映画と映画から影響を受けた漫画orゲーム」ではありますが、本当に長くなってしまうので割愛)

漫画イラスト以外のクリエイティブ趣味について

スペース中のツイートでも褒めていただいて恐縮でありがとうございます。照れました 笑

漫画制作にblenderを使ったりもしますが、実は積み木遊び程度しか使いこなせてないですね…。クリスタの3D機能を使って部屋の作画をするなら「プリミティブ」を使ったほうが勝手が良いなというのが現時点での私の結論です。

で、スペースのとき言っていたweb制作という趣味について、最初は見よう見まねでHTMLから始まりCSS、Javascript、PHPと手を広げてはみましたが、ネットで調べて作っているだけの独学だしそもそもデザインまで学んだわけではないのでちゃんと出来ているのかは別の話です。(すみません)

このサイトもiOSで開くと微妙にバグってる箇所があるし、WordPressで作っていると言ってもSQLiteをプラグインで無理やり動かしているだけでMysqlのことサッパリ分かんないし、そもそもコードだって読めるけど0から書けないから基本コピペだし…これ以上は卑屈に見えるのでやめときます

要するに自分が持っている特技って過小評価しがちだけど自分にはないスキルを持ってる人ってめっちゃキラキラして見えるよねって話でした。相手と自分をちょうどよいバランスで尊重できるようになれれば素敵だなあと、喋っていて思いました。

スペースで言いそびれた他の趣味はゲーム制作とプラモデル制作です。

ゲーム制作に関しては昨年春、始めてすぐに諸事情で撤退したのですが、今はもう別に黒歴史だとかタブーだとかいうわけではないのでここで「過去にやってたんだよ~」と、触れておきます。一応簡単なノベルゲームですが1作完成させて公開もしました(現在は公開終了)。

何故ゲーム制作に手を出したかというと、漫画を描くのが心底嫌になってゲームで作り直そうとしていた時期があったからなのですが、下はその時作っていたステータス画面のデモ動画です。折角なので見て。

(しかしアイテム使用後にパラメータを更新する処理を忘れている)

その後ひと悶着あって今はまた漫画を描けていますが、ご縁って不思議だなーと思います。人間万事塞翁が馬。

プラモに関してはガンプラなどのキャラクターものとスケールモデル両方を作ります。でも飾るスペースがないので去年の年始に作ったきりですね。

写真は「メカトロメイト」というキットを私のキャラのカラーリングで塗装したものです。かわいい。

というわけで気が済んだのでこの辺で終わりにします。ここまで読んで下さってありがとうございました。その時が来たらまた、遊んで頂けると幸いです。