これまで何度か強化期間を設けて練習したことはあったんだけど、未だに分からんことが多いし手が止まるか有耶無耶にして描くかがめちゃ多いんですよね、シワ。
今回は冬の間に買っておいてた『モルフォ人体デッサン ミニシリーズ 服のシワを描く』を参考に、練習絵とこのあとやろうと思っていることをメモ。

5/7~8、書籍と写真を参考。
この本の趣旨:
- 色々なシワを単純化→パターン分け→シンプルで覚えやすい理論を引き出す
- 写真を参考に単純化と模写を繰り返すことは非常に有意義なアプローチ
- まずは「単純化」をスタートとして始めると良い
やりたいこと:
- 冒頭でパターン化されていたケースを覚える
- 参考資料(写真)を観察してどのシワがどのケースに当てはまるか考える
- 参考資料(漫画とアニメ)を観察してどのケースを描いているかを考える
- 適宜、真似したり模写
描くなら資料を参考にするのが大前提なんだけど、漫画の1コマごとにそれやってると一生終わらんくて嫌になっちゃうので…。
形が分かってシワと認識できればいいんだよっていうラインで描けるようになりたい、という話。

5/8、書籍を参考、モザイク部分は内容の肝なので伏せました。学習の記録として掲載。

5/9、写真を参考に影のデフォルメ練習。
線画だけで映えるシワの入れ方と影付きで映えるシワの入れ方は違うことに気付いた絵。
漫画で困ってた部分、線画段階で映えるようにしていたからかも。この絵は影入れ前に入れた線の多くを影入れ後に消してます。
後で商業誌模写しようと思うのでこの点も意識して観察できればいいね。
→やってみたけど商業誌の模写は他にも学ぶことが多くてしんどかったので程々に…

5/10~11、引き続き写真を参考にシワと陰影のデフォルメ。
真ん中はグッスマの商品ページに載ってたアクションフィギュアの写真をお手本に服を着せてみた実践編。手脚と体幹を「太さの異なる円柱の連結体」と捉えてざっくりと影を付けてからシワの凹凸を意識して境界に変化を付ける方法。
この絵はベタ多めで腕と首周りしか影ついてないけど。
イラストや大ゴマではない引きのコマなんかは、こんな感じで「円柱を意識した影」をざっくり付けるだけで充分かも。
漫画で描くときはシワのでき方とか厳密に拘りすぎないように
- 緊張ひだ(縦)→動きや勢い、視線誘導
- 落下ひだ(横)→ラッピングライン、奥行き
という感じで描いていけば良いのではないかという結論になった。
これ以上は本番の漫画やバトルシーンのための習作を通してかな?
今はこの辺で終わり。